この馬は募集前から「ランサーの弟が募集されるらしい!」と知って注目していて、
エイシンフラッシュファンで産駒には絶対出資したいと言っていた友人と共に、
募集情報を待ちわびて・・・と、
出資検討前からワクワクさせてくれる存在でした(笑)
始めて馬体写真を見たときは衝撃的で、
グッドルッキングと言われていた父に似ているし、
非常に均整の取れた中距離型の美しい馬体で、
ドイツ血統らしい(と個人的に思っている)美しい青鹿毛に少し赤みが差した毛色で。
とにかく美しくて、
「本当にこの馬が一口4万円でいいのか!?」と驚いてしまった。
それでも即満口にはならなくて、
成長過程と共に出資者が増えて途中で満口になっていました。
デビュー戦はWINSで応援しましたが、
とにかくやんちゃそうで。
名手武豊をもってしても抑えるのに苦労していて、
結局最後はガス欠気味に5着に敗れてしまった。
それでもラストまで粘ろうとしていたポテンシャルはホンモノで、
次走スミヨンが跨って素晴らしい内容および勝ち時計で勝ち上がってくれた。
ベゴニア賞と若竹賞は友人とともに現地で応援して、
2勝目をすることの難しさを知った。
ファルコンSは自分にとっても初めての出資馬の重賞チャレンジで、
10番人気ながら5着と健闘してくれた。
そして三浦騎手を背に2勝目を上げてくれて、
その後しばらくクラスの壁に苦しんで・・・
3勝目と4勝目は圧巻の連勝だった。
冬の中山2000mで逃げ切り。
やはりこの馬は本質は中距離馬なんだな・・・と思ったのと同時に、
あれだけ2勝クラスで停滞していた馬が、
ポンポン連勝した事に驚きを隠せなかった(笑)
(ライデン、信じてあげられなくてごめん)
その後は2000mを主戦場に重賞にも挑戦してくれたけど・・・
もう強いライデンは帰って来なかった。
短距離も障害も挑戦して、
最後は疲れ切ったように競走中止でキャリアを終えてしまった。
OP制覇、重賞制覇の夢の続きは、
全弟のライトニングが叶えてくれると信じて、
応援していきたいと思っています。
ライデンはOP迄勝ち上がってくれて、
重賞にも挑戦してくれて。
勝つ喜びも負ける悔しさも色んな事を教えてくれて・・・
本当に感謝しています。
お疲れ様でした。
ナイスラン!でした。
どうか、幸せな余生を過ごせますように。