※各募集馬の価格など、プロフィール情報は割愛します。
クラブのサイトやカタログなどをご参照下さい(^^
評価は
◎出資したい!
○おススメ!
▲要検討
△様子見
×検討対象外
の5段階とします。
◇ マダムアグライアの22
血統面:△
父のフィエールマンは菊花賞、天皇賞春連覇という京都の長距離舞台でキレにキレたディープインパクト産駒のステイヤーで、
天皇賞秋でアーモンドアイの2着もあり、
中距離でのスピードもあった馬でした。
Nijinsky、ラインゴールド、Luthierなどフランスの芝向きのしなやかな血、
他のディープ後継が割と米血的なスピードを武器にしているタイプが多いので、
その点で差別化デキそうなのと、
配合相手から北米や南米のパワー、スピードのある血を取り込みたいところ。
その点で本馬は母父がケイムホーム、母母父アグネスタキオン、母母母父デインヒルとパワーがあって仕上がりの早さもある血を取り込む形なのは良いのですが、
母父ケイムホームは芝ではちょっとB級感があるので、
若干これじゃない感じがしてはしまいますね。。。
兄姉も活躍馬が出ていないので、
いきなりこの馬が大物であることを期待するのも、
難しいかなとは思ってしまいます。
新規開業厩舎への預託ですし、
チャレンジャー的立場かな。
馬体面:△
4月1日生まれ
対高155.0
胸囲181.0
管囲20.5
馬体重458
馬体を見ると、この馬はだいぶ母方の血が強く現れている印象。
父のフィエールマンは晩成ですらっとしていて細く長い手脚と繋ぎの馬体でしたが、
この馬はずんぐりしていて筋肉質で、
動画を見ても幼くアンバランスながらパワーがありそうでのしのし歩いています。
個人的には、
父フィエールマンには上記したようにディープ後継の中でも、
欧州要素の強い種牡馬として結構期待をしていて、
父の良さが出たステイヤー寄りの産駒に出資したいと思っています。
その点本馬は母方の要素が強く出ていそうなので、
少し期待している産駒像とはズレている感じ。
この馬自身の馬体や歩様は悪くないですが、
その点で割り引きました。
総合評価:△
価格は¥29,000@一口と安価ですが、
出資したい対象ではないかな?という印象。
厩舎も含めて即満口にはならなそうで、
様子見したい一頭。