◎ショーマンフリート
初年度産駒が大活躍のスワーヴリチャードですが、
一戦一勝ながら大物感あるショーマンフリートをシンザン記念の本命に。
この馬は関東馬×関東騎手ながらホープフルSや京成杯、また関東のオープンレースではなくこちらに出走。
クラシックに向けて重賞で賞金加算を早めに行い、
ゆとりあるローテーションで皐月賞に向かいたいというのがこの時期の有力馬の思惑ですし、
わざわざ戸崎Jを関西で乗せて出走するということは、
厩舎、騎手共に勝負気配を感じます。
スワーヴリチャード×シユーニで母系も欧州なので新馬戦で一発終了タイプではなさそうですし、
その新馬戦は中山マイル戦を楽に先行抜け出しで、
12.6 - 10.8 - 11.9 - 12.5 - 12.7 - 12.1 - 11.6 - 10.9
という割と前半スピードも問われる流れで、加速ラップのまま勝利。
今回は他の人気馬が全く前半負荷がかからないスローな流れで後半スピードで快勝してきた馬が多いので、
タフな京都のコースで思わぬ苦労をする可能性も高そう。
ショーマンフリートのポテンシャルは随一と見ているので、
ここも快勝してクラシック戦線に名乗りを上げてほしいと思います。
京都重賞遠征実績が豊富な手塚厩舎というのも、
非常に心強い材料で。
