【東サラ】2022年度募集馬評価⑪アストラ(イア21

アストライア21

 

 

もうハープスターがおばあちゃんですか・・・

時が経つのは早いものですね^^;

 

血統面

 

祖母のハープスターはベガを筆頭に活躍馬を多く出している、

名門アンティックヴァリューの牝系に、

父がディープインパクトという極めつけの良血馬。

2歳G1こそ東サラのクラブ馬であるレッドリヴェールに脚を掬われましたが、

桜花賞を制覇してクラシックホースとなり、

秋には凱旋門賞にも挑戦し、ジャパンカップで国内外の最高レベルの馬たちと戦いました。

 

母のアストライアはそんなハープスターに、

キングカメハメハを配合されたこちらも最高峰の良血馬でしたが・・・

競走成績は全く冴えず。

4戦未勝利で引退してしまいました。

 

さて、本馬はそんな母に父ハービンジャーということですが、

まずハービンジャー産駒の活躍馬の傾向として、

「国内で実績のある筋の通った名牝系の馬が走る」というところがあります。

 

これは言い換えると、「ハービンジャー種牡馬として、母系の芝適正や能力を割と素直に産駒に反映させる」とも表現できます。

ハービンジャー産駒が芝適正の高い馬がほとんどで、

ダートがダメな理由もこのアタリにあると思います。

ハービンジャーは血統だけ見たら、そんなにダートがダメな血統ではないと思いますので。)

 

なのでこの馬も母系の活躍ぶりや芝適正の面は言うまでもないですし、

母父キングカメハメハハービンジャーの相性もすでに証明済み。

もっと言えば、母父ディープインパクトハービンジャーも相性は悪くないので、

血統構成的には十分に活躍できる下地がある馬だと見ています。

 

馬体・歩様面

 

顔つき:▲

馬体のバランス:▲

歩様動画:◯

活躍イメージ:芝1600〜2400

厩舎相性:▲

 

非常に現段階では小柄な馬ですが・・・

4月生まれですしまだまだ上積みはありそう。

 

馬体のバランスも悪くは無いですが、

何より動画で見ると小さい馬ながら見栄えがしますね。

 

前進気勢もあって、とはいえ気性も悪くはなさそうで、

馬体が増えてくれば素質がしっかりと開花しそうな印象を受けました。

 

前肢も後肢もすらっときれいに伸びていて、

つなぎの形も血統通り芝に向きそう。

なかなかコンパクトでバランスの良い馬です。

 

総合評価:▲(要検討)

 

おそらくこれだけ小柄なので、

良血馬ですが母も競走成績はからっきしでしたし、

すぐに満口にはならないのでは無いかと。

 

様子見して、馬体増とトレーニングで変わっていく姿をもとに、

再度検討したい一頭です!