【東サラ】2024年度募集馬評価㊼レッドシャーロットの23

 

 

評価は

◎出資したい!

○おススメ!

▲要検討

△様子見

×検討対象外

 

の5段階とします。

 

◇レッドシャーロットの23

血統面:▲

父のクリソベリルはキャサリーンパーの名牝系の馬で、

兄姉にマリアライトクリソライトなどがいる超良血馬。

2016年生まれ世代の、ダートチャンピオンでした。

 

血統的にはゴールドアリュール×エルコンドルパサー×Riverman×Ribotなので、

芝でもやれそうなくらい欧州要素の強い血統構成。

実際にディープ産駒だった姉のマリアライトは牡馬に交じって重馬場を味方にしてしまうくらいの底力型(逆に良馬場や牝馬限定のキレ味向きのレースはニガテ)でした。

全兄のクリソライトは長めの距離を得意としたダート馬だったので、

やはりサンデー系の中でもゴールドアリュールが伝えるダート適正は特別で異質な感じがしますね。

 

ダート種牡馬の中ではかなり欧州色が強い血統なので、

ダート馬を出すなら母方には北米的なパワーやスピードの血を積極的に取り込みたいところ。

(欧州のタフな血統を合わせると、ダート適正がなく単に鈍足な馬が出てしまうのでは・・・という懸念が)

 

本馬は母のレッドシャーロットが東サラさんのクラブ馬で、

芝ダートの短距離で1勝ずつを上げた馬でした。

血統はロードカナロア×クロフネ×サンデー×Nureyevで、

おなじみのフェアリードール牝系の馬です。

父父ゴールドアリュールの血統の核であるNureyev(Special)を増幅する格好。

 

上述したように母方からはスピードパワー要素を取り込みたいので、

その点カナロア(母方が米血)やクロフネ、サンデーは悪くはないんだけど・・・

ちょっと軽いかな、、、という感じ。

フェアリードール牝系の馬ですし、芝でもやれそうな兼用馬かな、と。

機動力を活かして先行、まくり~粘り込みをするようなレースが出来れば、

というイメージです。

 

 

馬体・歩様面:▲

体重:375
体高:147
胸囲:168
管囲:20.0

 

全体的にまだかなり小柄な感じですが、

結構筋肉質でバランスは悪くない。

特に胸の筋肉は結構発達していて、目を惹くものがあります。

 

歩きはスピード感が有ってきびきびしていて、

脚の運びもきれいでいい印象を受けました。

表情も引き締まった顔をしていて、

小柄ながらピリッとした感じがして良い馬だな、と思いました。

 

ただ、やはりダートで走っていく行くには、

余りにも小柄なのでその点は心配ですね。

馬体的には芝でも十分やれそうな印象を受けますが。

クリソベリルの血がどれくらいガンコか・・・というところでしょう。

 

総合評価:△

牡馬なのは良いと思いますが、

小柄でダート新種牡馬の産駒でも6.5万円しますし・・・

個人的には出資候補には入らないかな。

クリソベリル産駒は気になりますが。