【東サラ】2020年産世代の募集馬評価振り返り④

 

(※記載内容に関しては個人的な感想なので、悪しからずご了承の上お読みください)

 

◇レッドシュヴェルト(ハイドバウンドの20)

募集時総合評価:▲

獲得賞金:1,475万円 (中央)

通算成績 :5戦1勝 [1-2-2-0]

 

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【短評】

父はこのクラブのレジェンドホースのレッドファルクス

まあ当然クラブとしても力の入る種牡馬ですね。

 

この馬に対する募集時の評価は「価格を考えると、全体的に馬体も血統も良く、

高評価」という感じでした。

様子見出来たらしたいけど、ノーザン産でこの父でこの価格で・・・

という事を考えると人気必至でしたね。

 

結果的に、期待に応える活躍ぶり。

いや、それ以上に安定感のある活躍ぶりで父に続く活躍が期待されます。

東サラさんの現3歳世代は正直低空飛行ぎみなので・・・

その中では随一と言えるアタリ馬と言える存在だと思います。

 

◇ルージュリオンヌ(レッドエルザの20)

 

募集時総合評価:▲

獲得賞金:0万円 (中央)

通算成績:3戦0勝 [0-0-0-3]

 

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【短評】

繋ぎの形状など細かい部分は気になっていたものの、

ペルーサ種牡馬ポテンシャル次第では結構おもしろい一頭で、

ペルーサもこの世代の産駒が試金石かなという事で、

割と高評価していました。

 

・・・が、正直この母でノーザン育成でこの戦績ですから、

父のポテンシャルが全くでしたね。

ラペルーズのような産駒が出てダートにわずかな望みを残していますが、

ペルーサ自身も種牡馬を引退していますし、

成功できませんでしたね。

 

◇レッドヴァジュラ(ジョリージョコンドの20)

 

募集時総合評価:◎

獲得賞金:690万円 (中央)

通算成績 :6戦1勝 [1-0-1-4]

 

 

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【短評】

この馬はというかジョリージョコンドの産駒は良く見える馬が多く、

かなり高評価したのをよく覚えていますし、

ずっと注目して見ていた一頭です。

 

ただ、ルージュアリュールなんかもそうでしたけど、

ジョリージョコンドの子供たちはキレがない、

追っても伸びない特徴がありますね・・・

この馬もしぶとい脚を使って勝ち上がりましたが、

キレとスピードに欠けるので今後の活躍は舞台を結構選びそうな感じです。

 

出資や評価を検討する際には、

母の産駒の特徴。

上の仔たちが見栄えに比べ戦績がどうだったのか。

(もちろん、兄弟との種牡馬の違いも重要)

などをしっかりと見極めて判断する必要があると感じる産駒でした!

 

◇レッドルヴァンシュ(レッドアヴァンセの20)

 

募集時総合評価:▲

獲得賞金:140万円 (中央)

通算成績 :3戦0勝 [0-0-1-2]

 

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【短評】

イイ馬だとは思う反面、

価格はふっかけすぎだと感じていました・・・

 

カナロア×ディープって意外に大物が出ない組合せですし、

この価格だとリスクが高すぎるんですよね・・・

結果的にデビューも遅く、

未勝利戦(この馬のデビュー戦)の3着がキャリアハイになってしまったという事で、

出資見送りが正解でした。

 

やはり、イメージ的に良い血統でも結果が伴っていない組合せというのはありますし、

配合、馬体、価格、厩舎など総合的な判断が求められる。

「価格が高い良血=走る」という方程式がそのまま正しければこんなに簡単なことは無いのですが、

そうもいかないのが一口馬主だよと。

教えられたような気がします。

 

 

◇ルージュエクセル(エクセレントデザインの20)

 

募集時総合評価:△

獲得賞金:0万円 (中央)

通算成績 :2戦0勝 [0-0-0-2]

 

 

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【短評】

スプリントに特化した血統(そしてスプリント王国と言われる厩舎)は分かりやすくて良かったんですけどね・・・

この馬は小さすぎましたね。

 

結果的に長い距離を使って、

1200は一度も走らず引退になってしまいました。

極限のスピード、瞬発力を産み出す必要があるスプリント戦で活躍するのに、

馬体が伴っていないのはやはり厳しかった。

 

価格も45,000円くらいが妥当でしたね。