【東サラ】2020年産世代の募集馬評価振り返り⑨

(※記載内容に関しては個人的な感想なので、悪しからずご了承の上お読みください)

 

◇ルージュアテナ(インフレイムドの20)


募集時総合評価:△

獲得賞金:0万円(中央)

通算成績 :2戦0勝 [0-0-0-2]

 

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【短評】

 

「仕上がりの早いTapit系統の馬でこの馬体重は心許ない」

「かつ、やはりこの血統でこの馬体の造りでは、活躍舞台はダート」

「デビュー前までには、あと100Kgは馬体重の上乗せはほしい」

 

という不安な評価をしていました。

結果的に馬体重は466kgまで行ってくれたのでまずまず。

 

ただダート1400→1200と血統イメージ通りの舞台で出走して、

14着→14着では絶対的な資質として厳しかったですね・・・

個人的には顔つきと馬体(馬格)で低評価してしまっていた馬でした。

 

◇ルージュナディア(スマートチェインジの20)

募集時総合評価:△(なぜか外国産組はアルファベット評価だったので置換w)

獲得賞金:176万円 (中央)

通算成績:6戦0勝 [0-0-0-6]

 

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【短評】

血統構成は他の活躍馬と比較しても遜色なく、

高評価をしていました。

ただ、厩舎のイメージとこの馬の活躍舞台イメージがミスマッチで・・・

その点は懸念材料。

 

馬体的にはボリューミーでやはり血統通りのスプリント適正高いイメージ。

ただそれにしては繋ぎが寝ていて、

スプリントのダッシュ力という面で不安要素かな・・・という心配はありました。

 

結果的にはベスト舞台と言うか、

一番着順が良かったのはマイル戦でした。

ダートでは、こちらも厩舎的に難しかったかもしれませんね・・・

価格の割にネックが大きく、出資対象としてはリスキーな存在でしたね。

 

◇レッドアーバイン(スピーディボーディングの20)

 

募集時総合評価:〇

獲得賞金:690万円 (中央)

通算成績 :3戦0勝 [1-0-1-1]

 

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【短評】

明らかに、同じ厩舎のシュネル先輩をイメージしてしまう一頭(笑)

「日本の芝マイル付近で活躍すると考えると、

イメージはピッタリ。」

と書いていたので、まずまずイメージ通りの活躍をしてくれそうなかな、

という感じがします。

 

外国産全体的に高価格でしたが・・・

ペイできる可能性を感じるという意味では、

この馬は随一でした。

 

すこし勝ち上がり後はケガの回復に時間がかかってしまっていますが・・・

次走以降が本当に楽しみな馬ですし、

5000万円という出資額をペイできるかどうかは、

次が試金石になってきそうな感じはします。

 

◇ルージュアマルフィ(パンモッレの20)

 

募集時総合評価:△

獲得賞金:605万円(中央)

通算成績 :5戦1勝 [1-0-0-4]

 

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【短評】

感動的な勝利で、未勝利脱出を決めてくれましたね!

「近年屈指の名牝系」から生まれたフランケル産駒で、

フランケルの子供は母方の血をしっかりと自身の能力やスケールに反映させるイメージなので、

この先も本当に楽しみになった良血馬です。

 

馬は父ではなく母系がKingmanと同じZenda(Kingmanの母)という牝系からのアプローチで、

今後もマイル戦で存在感を発揮してくれそうです。

 

馬格も成長してきていますし。

 

◇ルージュカプシーヌ(リヴァーベルの20)


募集時総合評価:▲

獲得賞金:0万円(中央)

通算成績 :2戦0勝 [0-0-0-2]

 

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【短評】

血統のところで

「この馬はシュネルマイスターと同じく、
Mill ReefRivermanの相似クロスで底力を補強している仕掛け。

そして母父が芝マイラーのLahib、母母父が中距離ダートのDixieland Bandで、
重すぎない配合なので短距離〜マイルあたりを主戦場にしそうです。」

と書きましたが、

馬体面では

「胴回りもがっしりして詰まった体型。
厩舎的にスプリンターが多い厩舎ではなくマイル〜中長距離の王道路線を得意とする厩舎なので、
そのあたりがどうかな?と言った感じです。

もしかしたらダート適性が高いんじゃないかという面でも、
すこし出資したいKingman産駒のイメージとアンマッチな面があり。

その分だけ若干評価下げしました。」

と書いており、好馬体ながら少しちぐはぐな感じがしていました。

 

しかし血統も馬体も良く、

正直ここまで悲しい戦績で終ってしまうとは思いませんでした・・・

外国産馬は難しいし、高リスク(良くも悪くも)だなと改めて感じた一頭でした。

 

 

◇レッドカフラー(エーピードリームの20)


募集時総合評価:▲

獲得賞金:0万円(中央)

通算成績 :4戦0勝 [0-0-0-4]

 

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【短評】

血統も厩舎も良く、馬格もしっかり490kg台まで成長しましたが・・・

ダートの1200~1800を満遍なく使ってこの戦績は、

非常に厳しい結果になってしまいました。

 

個人的には募集時の段階では父の産駒の傾向や優劣、

そして難解な外国産馬の中でも、

この馬は特に掴みかねていました。

 

しかし結局厩舎も転属になってしまって、

良血馬、高額期待馬としては大変寂しい結果になってしまいました。

 

 

◇ルージュベノワ(ワンダフリーの20)


募集時総合評価:▲

獲得賞金:0万円(中央)

通算成績 :0戦0勝 [0-0-0-0]

 

 

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【短評】

この馬も良く見えたんですがね・・・

血統はもちろんの事、馬体も、もちろん募集時期が遅めなためある程度完成してからというのはありますが、

それにしてもよく見えた。

 

まさかデビューも出来ずに未勝利期間を逃してしまうとは、

この馬の完成度と馬体を見ても想像できませんでした。

未出走なので何ともコメントが難しいですが・・・

この馬の走りを見てみたかったし、

総じてこれだけの血統馬がラインナップされた外国産馬募集プロジェクトが、

残念な戦績になってしまったのがクラブのファンとしては悲しいです。

 

今後も同じようなチャレンジを期待したかった。

 

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ここまで全頭見てきましたが、

書いていて思ったのは、

「やっぱ評判通りこの世代は苦戦しとる!!」という事でした・・・

 

上の世代がかなり目立つ活躍をしてOP馬もバンバン出ていますし、

下の世代も比較的好調な滑り出しを見せていますので、

余計にそう思ってしまうかもしれません。

 

ただ!!

地方転出馬も含めてこの世代のチャレンジはまだまだ続きます!!

 

応援していきましょう(^^