【ノルマンディー】2023年度募集馬評価㉛ホノカの22

※各募集馬の価格など、プロフィール情報は割愛します。

クラブのサイトやカタログなどをご参照下さい(^^

評価は

◎出資したい！

○おススメ！

▲要検討

△様子見

×検討対象外

の5段階とします。

◇ホノカの22

血統面：▲

イスラボニータ×ロージズインメイ×El Prado（サドラー直仔の欧州芝マイラー）×

Cure the Blues（ヘイルトゥリーズン系早熟ダートG1馬）

という類題配合で、

ややスピードに寄った配合。

母父がロージズインメイの馬はマイネル軍団で多くの活躍馬を出していて、

オークス馬ユーバーレーベンや重賞戦線で活躍しているマイネルウィルトスなどが代表格。

賞金獲得上位の殆どの馬が父サンデー系なので、

大系統的な相性は良さそうです。

El Pradoは自身は芝で活躍した馬ですが、

種牡馬としては北米で優れた産駒を輩出して活躍しているので、

ダート適性を高く示す種牡馬。

母のホノカも岡田スタッドの生産馬で、

33戦してダートで3勝と息長く活躍した馬でした。

イスラ産駒も大物輩出という程の馬はまだ出ていませんが、

芝ダート兼用で活躍出来るタイプなので、

その点を見ても母との相性は良い種牡馬だと考えられます。

ダート寄りの兼用馬として堅実な活躍をしてくれそうなイメージが持てました。

パドックの教科書 [ 治郎丸敬之 ]

 

馬体面：△

胸囲172.0    

管囲20.0   

馬体重421

馬体は想像していた以上にすらっとしていて背や腹のラインが長く、

繋ぎも長めでゆったりした作り。

歩き姿もゆったりとしていて、イメージしていた以上に芝向き、

中距離向きな体をしているなと感じました。

イスラもマイラーとしては距離の融通が効いた馬でダービー2着などがありましたが、

この馬も母方のゆったりした欧州的な血の部分が馬体に表出しているのかもしれません。

良いのか悪いのかでいうと、

個人的にはあまり好ましくないかな・・・？

イスラ産駒の活躍している舞台などを考えると、

短めのダートに向いた馬体に出たほうが良かったかなと思います。

総合評価：▲

血統イメージと馬体がアンバランスですが、

価格も安いですし丈夫に長く活躍してくれそうなイメージはあるので、

評価としてはちょいとお茶を濁すような感じ。

出資対象にはしませんが、

悪くはない馬だとは思います。