2020-01-01から1年間の記事一覧
オウシュウフリートの19 父は北米の短距離路線で活躍したスピード馬ザファクター。 母系はその殆どが地方競馬で活躍しているという、 非常にノルマンディーらしい(?)渋い配合の馬ですね。 うーん、、、 この馬は良いですね。 コンセプトがはっきりしてい…
エイシンポラリスの19 父は快速中距離逃げ馬のエイシンヒカリ。 エイシンヒカリはディープインパクトの総合的な能力の高さに、 ストームキャットとカロのスピードを活かした逃げで活躍した中距離馬でした。 反面、素軽さが先行して大舞台での底力という面で…
■インフィニートの19 ダート短距離を中心に優れた競争馬を輩出している、 伊藤圭三厩舎への入厩予定馬ですね! 私はよく東京中山競馬場に行っていましたので、 この厩舎の馬の活躍ぶりが結構頭に残っているクチで常に気になる厩舎です。 この馬は現時点での…
先日のデアリングタクトの牝馬三冠達成で、 大いに盛り上がりを見せているノルマンディーオーナーズクラブ。 出資者の方々は、本当におめでとうございました! 一口馬主をやっているからには、 是非あんな歴史的名馬に一度は出資してみたいですね。 夢を持た…
菊花賞◎ヴァルコス3冠阻止の大舞台で乗り変わり、、、ですが関東の三浦皇成→関西の経験豊富な岩田父への乗り変わりも含めて、プラスに捉えて本命にしました。 菊花賞でえげつない好成績の友道厩舎が、春からこの馬は菊花賞向きと言っていたので、実力では何…
富士ステークス◎https://blog.with2.net/link/?id=2001983この馬はやや重、重は3-2-2-0と馬券外無しですが、不良になると3戦して11→6→6着とまるでだめな馬で、ロードカナロア産駒の弟が短距離ダート馬ですし、馬場が荒れすぎないけどそこそこパワーがいる馬…
菊花賞は京都芝3000m 近年はスローからの直線勝負でスタミナ以上にスピードや切れ味が重要になっていますが、 そうは言ってもやはり外周りの3000m いままで数々の中距離ベストホースや内回りの上がりがかかるレース向きの人気馬達を沈めて来たレースですし…
秋華賞◎https://blog.with2.net/link/?id=2001983内回りの京都2000。比較的大飛びのデアリングタクトが敗れるとすれば、ブエナビスタが敗れたときのような指し届かずのパターンと見て、内枠の先行馬を狙います。 ウインマイティーは前走こそ4角大外を回りま…
父からスピードを。 そして母方からはスタミナを取り入れる事に優れ、 多彩な距離や舞台で活躍する産駒を送り出すという事が、 名種牡馬の条件の一つです。 代を経るごとにスタミナ型にシフトしていくので、 どうしても系統の特徴や距離適性の把握が難しくな…
府中牝馬ステークス◎シゲルピンクダイヤ ダイワメジャー×アイルランド血統。3歳時はマイルの世代一流馬として活躍していましたが、おそらく古馬になってだんだんと重さが出てきましたね。 1800、雨の重馬場となる今回は絶好のチャンスと見て単勝を買います😀
9月は出走ラッシュでフレイやクレオスなどの、 勝利を期待できる有力馬も出走を予定していたので、 大幅プラス収支のチャンス思ってました。 しかし・・・ 終わってみると少々のプラスで終了・・・ その内訳は以下のようになります。 2020年9月収支 【支出合…
凱旋門賞 ◎https://blog.with2.net/link/?id=2001983 今年はイギリスの最強牝馬と最強ステイヤーを、地元フランス勢が迎え撃つという構図の凱旋門賞 回避が相次いで、メンバーの揃わない特殊なレースとなってしまいました、、、 昨年お預けを喰らったエネイ…
スプリンターズS◎クリノガウディー高松宮記念は無念でしたね、、、 今回ふたたびモズがペースを作って、かつ舞台が最終週の中山と言う事で、スピードだけでなくパワーと1400以上も走れるスタミナを要求されるはず クリノガウディーはロベルト系の馬らしく、…
イギリスとアイルランドで計14回。 そしてフランスで 3回の計17回リーディングサイアーとなったサドラーズウェルズ。 古の大種牡馬ハイフライヤーの更新不可能という記録を塗り替え、 革命者セントサイモンを超えたサドラーズウェルズは、 その産駒たちもや…
20世紀末の1999年。 唯一後塵を拝した偉大なライバルを悲劇が襲った後、 国内最高峰のレースを制した日本の怪鳥「エルコンドルパサー」は、 遠く海を渡りフランスを戦場に選びます。 馬場の違いにしばらく戸惑ったエルコンドルパサーは初戦のイスパーン賞(G…
大種牡馬ノーザンダンサーの本当の凄さ。 それは他の多くの種牡馬と異なり、 競走馬として優れた産駒だけではなく、 怪我や病気に泣いて競走馬として大成できなかった産駒ですらも、 後に一大勢力を築く大種牡馬となっているところです。 それが一頭だったな…
天というものは時に非常に残酷に、 才能あるものから活躍の場や時間を奪ってしまうことがあります。 我々人間の世界でも、 天災や病気など不可抗力により、 その活躍を妨げられ、時には命まで落とした英雄が数多く存在します。 競走馬の世界でも同様で、 し…
地域や環境を選ばず競争馬として活躍する、 あるいは種牡馬として複数の地域で優れた産駒を出す。 暑さにも寒さにも、 乾燥にも湿潤にも負けず。 時計のかかる芝でもダートでも、 あるいは日本のような高速馬場でも、 配合に応じて幅広い適性や、 ときには適…
「英雄色を好む」 今でこそ世界の常識は「一夫一妻制」がほとんどの国での常識ですが、 むかしは権力を持った人物は、 それこそ国中から美女を集めてハーレムを作っていた時代が有りました。 私が好きな「三国志」でも、 随一の英雄、大物とされる曹操という…
基本的には気性面や健康面に弊害が発生しやすいと言われている強いインブリード。 私は武市銀治郎氏の「血の活性化論」に大きな影響を受けていて、 特に競馬予想や出資馬検討をする際などは、 インブリードの濃淡に注目して検討をしていますし、 武市氏の定…
ローズS 今年は中京芝2000で行われるということで、 例年と若干傾向が異なるのかもしれませんね。 ただ、 1800から2000への変化なので、 例年以上にしっかりとした実力を持った馬が台頭してきそうな感じ。 ◎デゼル 友道厩舎と武豊のラインはOP〜重賞クラスで…
競走馬の能力や性格、適正に最も影響を与える父の血。 その次に、ときには種牡馬である父以上に産駒に影響を与える母の父 (ブルードメアサイアー)という存在。 しかし日本近代競馬の結晶、 日本競馬史上最強馬と言われたディープインパクトの母の父の名を…
さて、今回からは「ノーザンダンサーの後継種牡馬編」ということで、 世界的な大種牡馬の血を拡大させた優秀な後継種牡馬たちにフォーカスして、 お話をしていきます。 第一弾はノーザンダンサーの2年目の産駒であり、 競争馬としても種牡馬としても非常に優…
今回はナスルーラ系の最後のお話ということで、 ナスルーラの最後の世代の産駒(ラストクロップ)である、 ネヴァーベンドの紹介をしていきたいと思います。 ナスルーラ自身は非常にスピードに優れた競走馬、種牡馬でしたが、 前にご紹介したトニービンやブ…
ナスルーラ系の第3弾 今回はナスルーラ系の中でも特にその後欧州で発展した、 レッドゴッドについてお話していきます。 ここまでの復習をまとめると、 ●ナスルーラはネアルコの子で、系統を世界中で発展させた偉大な種牡馬 ●アメリカを中心に一勢を風靡した…
8月は予定されていたよりも出走自体が少なく、 収支的にも苦しい月となってしまいました・・・ のこり4ヶ月でおよそ80,000円のマイナス収支という状況。 レッドフレイのOP戦。 レッドクレオスの復帰。 レッドライデンの復帰。 2歳馬のデビュー? と巻き返し…
生き残るのは「強い者」ではなく「変化に対応できる者」である。 『強者生存』ではなく『適者生存』という考え方に基づいたこの言葉は、 ビジネスの世界でもよく使われているのを目にしますね。 曰く、生き残るのはいち早く変化に対応した企業だ、と。 種牡…
イギリスに産まれ、 アメリカの地を起点にその快速の遺伝子を広めた偉大なるナスルーラ。 ここからは何回かに分けて、 そのナスルーラがその後どのように分岐して、 系統を発展させて現代の競馬につながっているのかを書いていこうと思います。 今日の主人公…
サラブレッドの血統や競争能力の遺伝というのは非常に難しいもので、 血統が全く同じ全兄弟姉妹でも全く異なった適性や性格、 競走能力を持って産まれてくることがほとんどです。 全兄がG1レースを複数勝利している名馬なので・・・ と高い出資金を払って期…
一つの地域で発展し洗練されてきた血に固執することで、 同じような近い血の交配を続けてしまうと、 一時的に優れた血の凝縮と固定化によって天才を生み出せても、 やがてそれらの血統は活力を無くして衰退の道をたどっていきます。 今まで書いてきたように…